SSH設定 - TortoiseGitPlink.exe
デフォルトのSSHクライアントはTortoiseGitPlink
- TortoiseGitにおいてSSHは標準ではTortoiseGitPlink.exeを使う。
- パスはC:\Program Files\TortoiseGit\bin\TortoiseGitPlink.exeで、SettingsのNetwork→SSH Clientで指定されている。
SSHの接続設定の方法
- SettingsのGit→Remoteで、originなどリポジトリごとに秘密鍵(PuTTYの.ppkファイル)を指定できる。
- ここで指定されてない場合、TortoiseGitPlinkはPuTTYの一種なので、PuTTYでSSHの接続設定が使われる。
複雑な接続設定を利用する
- PuTTYを使って接続設定をセッションとして登録する。
リモートリポジトリごとにSSH鍵を指定する
- PuTTYを使って接続設定を行い、セッションとして登録する時にセッション名をユニークなものにする。
- 例えば、example.comというサーバに対する接続設定を追加するなら、PuTTYの設定でホスト名(IPアドレス)は通常通りに指定し、SSH鍵はここでのみ使いたい専用のファイル(~/.ssh/20190102.ppk)を指定し、セッション名を example-20190102 にする。
- 次に、SettingsのGit→Remoteで、originのURLを example-20190102/test.git にする。
- これでこのリポジトリ(URL)に対してSSHの操作を行う時は、TortoiseGitは20190102.ppkを使うようになる。
コマンドラインのGitのOpenSSHと設定を合わせる
- OpenSSHのconfigファイルのHostとPuTTYのセッション名を同じにする。
- 以下のようにすると、OpenSSHのホスト名bitbucket-20190102はTortoiseGit(PuTTY)のセッション名bitbucket-20190102と同じになり、同一のローカルリポジトリでOpenSSHでもTortoiseGitでも使えるようになる。
OpenSSH config:
Host bitbucket-20190102
HostName bitbucket.org
User git
IdentityFile ~/.ssh/20190102.key
PuTTY セッション:
参考
https://tortoisegit.org/docs/tortoisegit/tgit-ssh-faq.html