インストール

公式版と派生版について

  • PuTTYは非常に多くの派生版が国内外にある。
  • 長く公式版のアップデートリリースが滞っていたが、今では定期的にリリースされている。
  • 国内の派生版としては、ごった煮版が有名で紹介記事も多いが、近年まったく更新されておらず、使うべきではない。
  • 通常の利用では公式版で問題ないが、国内版ならiceiv+putty版が勧められる。
  • iceiv+putty版は、日本語フォントをASCIIフォントとは別に指定出来る、Direct2Dによるサブピクセルレンダリングが可能など、高機能である。定期的に公式版をキャッチアップして更新リリースされ、10年続く派生版であり、信頼できる。
  • なお、海外のPuTTYの派生版では一番メジャーなのはKiTTYと思われる。

インストール

  • 公式版のインストールは以下よりダウンロードして、インストーラーを実行する。もしくは、ZIPを展開して、任意のフォルダーに設置する。
  • iceiv+putty版は、PuTTYの各種アプリケーションのうち、putty.exeだけ提供されている。従って、公式版をインストールした上で、iceiv+putty版のputty.exeをインストール済みのputty.exeと差し替える。

公式

iceiv+putty

設定のレジストリー管理とINIファイル管理

  • PuTTYは標準では設定をレジストリーで管理する。INIファイルで管理できるようにしたPuTTYの派生版も存在する。
  • しかし、PuTTYは多くのSSH関連ソフトで内部的に採用されており、それら関連ソフトはINIファイル非対応なことも多く、PuTTYとそれら関連ソフトで相互運用に問題が生じる。
  • 例えばTortoiseSVNでSSH接続するには通常は付属するTortoisePlink.exeを使うが、PuTTYとセッション設定を共有するためにはレジストリー管理しておかなければならない。
  • INIファイルのメリットとして、ポータブル化、Dropboxなどのネットワーク共有機能で設定ファイルを共有できることがある。しかし、PuTTYのレジストリー内の設定値構成はシンプルであり、個人的には適時regコマンドによるバックアップ、リストアで大きな不便はないと感じる。
  • また、個人的にINIファイルはセッション設定が増えるとPuTTYの処理が非常に重くなることがあった。
  • したがって、個人的にレジストリー管理することを勧める。

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Last-modified: 2017-06-10 (土) 14:51:20