ワークグループ環境でのリモートデスクトップ資格情報の保存
デフォルトでは資格情報を保存できない
- ワークグループ環境または異なるドメイン環境のPCへのリモートデスクトップ接続はNTLM認証を用いる。
- この場合、デフォルトのポリシーでは資格情報を保存できない。
- 保存するためには、クライアントマシンのポリシーを変更する必要がある。
ポリシー変更の手順
リモートデスクトップ資格情報保存のポリシー変更
- クライアントマシンにログインする。
- Win+Rを押下して、gpedit.msc と入力して実行。ローカルグループポリシーエディタを起動する。
- 左ペインから、ローカルグループポリシー→コンピューターの構成→管理用テンプレート→システム→資格情報の委任 を開く。
- 右ペインから、NTLMのみのサーバー認証で保存された資格情報の委任を許可する を開く。
- ダイアログが開くので、[有効]にチェックを入れる。
- [表示]を押下して、接続先のマシンのIPアドレスを、例えば termsrv/192.168.10.10 のように入力する。OKで閉じる。
- すべてのマシンを許可する場合は、termsrv/* とする。
- OKでダイアログを閉じる。
グループポリシーの反映
- コマンドプロンプトを管理者権限で開く。
- 以下のようにgpupdateコマンドを実行する。
gpupdate /force
参考
http://stackoverflow.com/questions/11847805/windows-7-remote-desktop-connection-save-credentials-not-working