コピー・サブフォルダコピー・ミラー
コピーの挙動
- Robocopyは、フォルダ間で構造を保ったままファイル群(フォルダ群)をコピーするためのコマンド。
- コピー元とコピー先はともに必ずフォルダを指定する。
- したがって、robocopy.exe html_dir\index.html backup_dirのような使い方は出来ない。(index.htmlのみコピーしたい場合は、別にファイルパスを指定する)
- また、backup_dirが存在しない場合、robocopy.exe html_dir backup_dirとすると、backup_dirが新規作成された上で、html_dir下のファイルがbackup_dir下へコピーされる。
ファイルコピー
robocopy.exe src dst
- srcフォルダ以下のファイルをdstフォルダ以下へコピーする。フォルダはコピーしない。
サブフォルダコピー
robocopy.exe src dst /e
空のサブフォルダもコピーする
robocopy.exe src dst /s
- srcフォルダ以下のファイルとフォルダをdstフォルダ以下へコピーする。
- /e サブフォルダをコピーする(空のフォルダもコピーする)
- /s サブフォルダをコピーする(空のフォルダはコピーしない)
ミラーリングコピー(コピー先のファイルを削除)
robocopy.exe src dst /mir
- dstフォルダ以下はsrcフォルダ以下と全く同じになるようコピーされる。
- つまり、srcフォルダ以下にないファイルは、dstフォルダ以下から削除される。
- ただし、ジャンクション・シムリンクは普通のファイル・フォルダとしてコピーされる。
- なお、/mirオプションは/purgeオプションと/eオプションを組み合わるのと等価。
コピー内容を確認
robocopy.exe src dst /l
コピー先フォルダの指定(コピー先のフォルダがなければ新規作成される)
robocopy.exe src dst\foo\bar /e
- もしdstフォルダ以下にfooフォルダ(やbarフォルダ)がなければ、それらが新規作成されて、
- barフォルダ以下にsrcフォルダ以下のファイルとフォルダがコピーされる。
参考