コピー先からファイル削除
コピー元にないファイルとフォルダをコピー先から削除しつつ、ファイルとフォルダーをコピーする
robocopy.exe src dst /purge
例
├── dst
│ ├── b.txt
│ └── dir2
│ └── c.txt
└── src
├── a.txt
├── dir1
└── dir2
↓
├── dst
│ ├── a.txt
│ └── dir2
│ └── c.txt
└── src
├── a.txt
├── dir1
└── dir2
- dst\b.txtはsrc以下にないので削除される。
- dst\dir2\c.txtはsrc以下にないが、サブフォルダは対象外なので削除されない。(削除するには/eオプションを使う。)
- src\a.txtはdst\a.txtへコピーされる。
同期
Robocopy.exe src dst /mir
例
├───dst
│ │ b.txt
│ │
│ └───dir2
│ c.txt
│
└───src
│ a.txt
│
├───dir1
└───dir2
↓
├───dst
│ │ a.txt
│ │
│ ├───dir1
│ └───dir2
└───src
│ a.txt
│
├───dir1
└───dir2
/purge + /e オプション = /mir オプション
- /purgeオプションと/eオプションを組み合わせて使うと、/mirオプションと等価。
コピー元にないファイルとフォルダをコピー先から削除する(新しくコピーはしない)
robocopy.exe src_dir dst_dir /mir /nocopy
例
├── dst
│ ├── b.txt
│ └── dir2
│ └── c.txt
└── src
├── a.txt
├── dir1
└── dir2
↓
├── dst
│ ├── dir1
│ └── dir2
└── src
├── a.txt
├── dir1
└── dir2
- dst\b.txtはsrc以下にないので削除される。
- /mirオプションのためサブフォルダが対象になるので、dst\dir2\c.txtは削除される。
- /nocopyオプションのため、src\a.txtはdst以下にないがコピーされない。