* Catalyst [#x12c6c7b]
* アプリケーション作成の流れ [#x12c6c7b]
** 最初に [#r404f35d]
あるウェブサイトで、会員情報を扱う画面(群)を作る事にする。このサイトのアプリケーション名はmyappとする。
** データベースを作る [#b3c50625]
データベースmyappdbを作り、そこにmemberテーブルを作る。
** モデルを作る [#saa7a3a0]
*** スキーマクラスを作る [#i9a2b994]
- データベースが持つテーブル名(モデルクラス名)などを書くファイル。
- ファイル名や配置場所のルールはないようだが、例えばlib/MyappDB.pmのようにする。
package MyappDB;
use base qw/DBIx::Class::Schema/;
__PACKAGE__->load_classes(
{
MyappDB => [qw/Member/],
}
);
1;
*** テーブルクラスを作る [#xa56a0eb]
- テーブルを表すクラス。lib/MyappDB/Member.pmというファイルを作る。
- 必要なテーブルの分だけ作る。
- スキーマクラスをDBIx::Class::Schema::Loaderを継承して作ると、テーブルクラスを作る必要はなくなるようだが、細かな設定ができなくなるようだ。
package MyappDB::Member;
use strict;
use warnings;
use base 'DBIx::Class';
__PACKAGE__->load_components(qw/ PK::Auto Core/);
__PACKAGE__->table('member');
__PACKAGE__->add_columns(qw/
member_id
name
age
/);
__PACKAGE__->set_primary_key('login_id');
1;
*** モデルクラスを作る [#pa138846]
以下のようにヘルパースクリプトを実行する。
script/myapp_create.pl model MyappDB DBIC::Schema MyappDB
'dbi:Pg:dbname=myapp_db;host=localhost' 'pgsql' 'passwd'
すると、lib/Myapp/Model/MyappDB.pmというモデルクラスができる。
- 上のコマンドのうち、最初の"MyappDB"はモデルクラスのクラス名(すなわちファイル名)を意味する。
- 2番目の"MyappDB"はこのコマンドを実行する前に作っておいたスキーマクラスのクラス名を意味する。
** コントローラを作る [#a4c2d038]
script/myapp_create.pl controller Member
MemberはURLの一部になる。(例:http://myapp/member/indexなど)
**ビューを作る [#t7fd4913]
script/myapp_create.pl view TT TTSite
- TemplateToolkitのヘルパースクリプトはTTとTTSiteの2つある。上の例ではTTSiteを使用している。TT TTとすればTTを使用することになる。
- TTSiteは雛形になるテンプレートファイルを作ってくれる。ヘッダやフッタも含んでいるので、参考にして自分のアプリケーションに合わせたHTMlを書けばよい。
** 処理(ロジック)を書く [#me961868]
*** メイン処理 [#w708c8ed]
コントローラにあたるlib/Myapp/Controller/Member.pm を開き、以下のようにコントローラアクションを書く。
sub list : Local {
my ( $self, $c ) = @_;
$c->stash->{members} = [$c->model('MyappDB::Member')->all];
$c->stash->{template} = 'member/list.tt2';
}
*** テンプレート表示用処理 [#pe9a35b3]
以下のようなendアクションを書き、自動的にテンプレートを表示するようにする。
sub end : ActionClass('RenderView') {}
** テンプレートファイルを書く [#tbc1ee26]
lib/Myapp/Controller/Member.pm に以下のようにテンプレートファイルを書く。
<ul>
[% FOREACH member IN members -%]
<li>[% member.login_id %]</li>
[% END -%]
</ul>
** ミニサーバを起動し、動作を確認する [#x8b00c64]
script/myapp_server.pl -r