#author("2021-05-30T19:04:49+09:00","default:ryuichi","ryuichi")
#author("2021-05-31T02:24:15+09:00","default:ryuichi","ryuichi")
* ネストVMの有効化 - Nested VM [#p4953638]
** ネストVMの有効化 [#xde2749d]
#ref(Windows-Server_Hyper-V_Nested-VM_1.png)
- ネストVMが有効化されていない場合、上のようにグレーアウトされて、VM上でHyper-Vをインストールすることはできない
** 手順 [#e03540c3]
*** VM プロセッサー設定の確認 [#n78edd61]
*** 1. VM プロセッサー設定の確認 [#n78edd61]
PS> Get-VMProcessor TestVM | fl
(略)
ExposeVirtualizationExtensions : False
- PowerShellを管理者権限で起動して、上のコマンドを実行する
- ホストOS上で、PowerShellを管理者権限で起動して、上のコマンドを実行する
- ExposeVirtualizationExtensionsがFalseなら有効化されてない
*** ネストVMの有効化 [#n18055e3]
*** 2. ネストVMの有効化 [#n18055e3]
PS> Set-VMProcessor TestVM -ExposeVirtualizationExtensions $true
- VMをシャットダウンする
- PowerShellを管理者権限で起動して、上のコマンドを実行する
- ホストOS上で、PowerShellを管理者権限で起動して、上のコマンドを実行する
- これでネストVMが有効化された
#ref(Windows-Server_Hyper-V_Nested-VM_2.png)
*** 3. ネットワーク設定 [#sa10868c]
PS> Get-VMNetworkAdapter -VMName TestVM | Set-VMNetworkAdapter -MacAddressSpoofing On
- Nested VMを有効にして普通にゲストOSをセットアップした状態ではホストOSからゲストOSにネットワーク通信できない
- これを可能にするためにMACアドレススプーフィングを有効にする
- 上のコマンドをゲストOS上で実行すればいいが、このコマンド、OSをインストールする前に実行しないといけないかもしれない(未確認)
** 参考 [#ge1c4fd8]
- https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/hyper-v/set-vmprocessor?view=windowsserver2019-ps
- https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/hyper-v/get-vmprocessor?view=windowsserver2019-ps