美容室でソーシャルゲームの話

昨日、美容室に行って髪を切った。その時の話。
アシスタントの子にシャンプーしてもらいながら、GREE等の携帯ソーシャルゲームの話になった。
その子はGREEの携帯ゲームをよくやるそうだ。
自分はその手のソーシャルゲームの開発を何度かした事があると言うと、ソーシャルゲームを地下鉄でも遊べるようにして欲しいと言われた。
地下鉄で電波が届かないのはドコモやソフトバンクの責任なのでどうしようもないよ、と答えたが、そのアシスタントの子によれば、ゲームしてる途中で電波が途切れて、しばらくして電波が復帰しても、それまで遊んでたゲームのポイント等が消滅してるのが許せないらしい。
ソーシャルゲームと言ってもそれぞれだけれど、一般的には、ウェブサイト中のあるページに行くとFlashが携帯ブラウザにダウンロードされ、ゲームが始まる。
ゲームを何度かプレーし、ゲームが終わると、その結果がページに表示されポイントがもらえたりする。
このゲームをプレーしてる最中だけれど、ゲームの勝ち負け判定等はサーバ側で処理し、携帯ブラウザには勝ち負けの結果等の結果表示に必要な最低限のデータだけ渡される。
なので、重要なデータはすべてサーバ側で保持していて、Flashでは新たにデータを作る事はない、というのがソーシャルゲームでは一般的だと思う。
携帯ブラウザのFlashで複雑な処理を行うのが難しいのでそういう構成が多い。
話をアシスタントの子に戻すと、データはサーバ側で保持しているので、ゲーム途中で電波が途切れたとしても、サーバ側にはデータが残ってる。
携帯ブラウザが再接続して来た時には、このデータを再利用してゲームを続行する、もしくはもう一度Flashをダウンロードさせてその際にそのデータを埋め込んでおけばよい。
ただし、こういう処理を要件に含めるのは面倒だし、ユーザの意図的な不正行為と見分けるのが難しい為、あまりそのような事をしてるソーシャルゲームはないんだと思う。
ソーシャルゲームって、今流行ってるけれど、ソーシャルゲームの開発者はあまりソーシャルゲームで遊んでなかったりするので、ユーザ目線が足りてないなと思う。

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