2005年に友人から招待されてGmailのアカウント作ってから(当時のGmailは招待制だった)、それまで使っていたメールソフトを止めて、Gmailに移行した。そして今に至る。
4年間Gmailを使ってきたけれども、最近Gmailに対して不満に思う事が増えた。
例えば、この件。
「改行や行頭の空白がなくなります 」
www.google.com/support/forum/p/gmail/thread?tid=0e7b7b2bc8403088&hl=ja
Gmailのメリットとは、
- ブラウザさえあれば、どこからでも使える(メールデータの同期が取れる)
- 検索性能
- スパムフィルタ
だと、個人的に思っている。
けれども、メールを書いたり読んだりする機能は、ブラウザという表現性能が限られたソフトである以上、どうしても通常のメールソフトより劣る。
そこでGmailは単なるメールボックスとして使い、クライアントとしては通常のメールソフトを使おうと、いろいろとメールソフトを試してみた。
まずOutlook2007を試したが、確かに多機能だけれど、使いこなすまでに覚える事が多すぎるように思えて、またその機能がビジネス向けというかエンタープライジーな用途を想定してる気がして、NG。
次にWindows Live メールを使ってみたが、シンプルな構成で好感が持てたが、細かい機能が足りないので、これもNG。
Beckyは機能的にまずまずで、Outlookほどゴチャゴチャしていなくて、これにしようかと思ったけど、値段が結構高いという事と以下の機能がないため、保留。
それで、そのBeckyにない機能とは、
「返信または転送時に、独自に設定した [差出人] アドレスを変更する」
というもの。Gmailなら出来る。
複数アカウントを1つのGmailアカウントでまとめて扱う場合、この機能がないと差出人の出し分けが面倒。
これが出来るメールソフトをずっと探していたけれど、ついに見つかった。
それがQMAIL3。
QMAIL3自体にはこの機能はないのだけれど、マクロを書けば実現出来る。
このソフト、標準では特別変わった機能はないのだけれど、至る所でマクロを適用でき、マクロを書けばかなり特殊な機能も実現出来る。
ユーザがプログラミング能力がある事を前提にしているソフトだと思うし、そのようなユーザには非常に使い勝手がいい。
ユーザインターフェイスは簡素で説明も少ないので、PC初心者には向かないけれど、プログラミングが出来る人にはオススメです。