自分は物持ちがよく、10年以上も同じコンタクトレンズを使い続けてきた。
しかし、さすがに最近コンタクトを装着すると違和感が強くなってきたので、先日、レンズの買い替えに眼科に行ってきた。
これまでのようにハードレンズにするつもりだったけど、医者に使い捨てのソフトレンズを勧められたのでそうする事にした。
ソフトは一度も使った事がないと伝えると、では装着の練習をしましょうとなった。
看護婦さんに豆腐のパックをすごく小さくしたような容器を渡されたので、フタをめくって、レンズを取り出そうと思うが、レンズが見当たらない。
指でまさぐってみるが、レンズはない。
容器の中をじっと見るが、やはりレンズはない。
付き添ってもらってた看護婦さんに、これ、レンズ入ってないんじゃないですか?と訴えると、人差し指の指先にへばりついてるのがレンズですよと指摘された。
うん?と思い、自分の指をじっと見ると、確かにビニールの切れ端のようなものが指にぬめっと乗っかってる。
ソフトレンズって本当にソフトなんだな。ずっとハードしか使ってなかったので、知らなかった。
冷静になれば、ラミネートパックされた容器にレンズが入ってない等という事故的事象はまず考えづらい。そんなはずはない。
わりと若くて可愛い看護婦さんだったので、少し恥ずかしい気持ちになった。
レンズの装着はすぐ出来た。これからはソフトで行こうと思う。