覆面レスラー = ルックスの悪いレスラー

明けましておめでとうございます。

プロレスの、覆面レスラーという存在についての話です。
プロレスにはセオリーがあって、覆面レスラーは基本的にルックスの悪い人がなるものです。
また、エースレスラーはそこそこ顔がイケてなければいけません。
顔が悪い時点でそのレスラーはエースにはなれない事が決まってます。
これはプロレスが「プロ」のスポーツである以上は仕方ないです。

けれど、仮に不細工だからって悲観する事はなく、実力を身につければ違った形で存在をアピール出来ます。
藤原喜明などが覆面じゃないけれどその典型です。
例えば、実力のないエースレスラーが調子に乗っていて、自分を下に見るような行為をしたら、試合で潰せばいいんです。
試合前に勝敗が決まってるタイトルマッチでも、こてんぱんに痛めつけて強さを見せつけ、最後だけ勝ちをひょいと譲ってあげる。
実力を分からせれば、そのエースレスラーももうそういう行為はしなくなります。
実際、たまにそういう試合があり、制裁マッチなどと呼ばれます。

ちなみに、もう少し踏み込んで言うと、上のような状況なので、(その団体で最強とまでは行かなくても)そこそこの実力がなければエースは務まりません。
リング上で嘗められっぱなしではエースとして持たないので。

で、何が言いたいかというと、プロレスというのは、全員野球という事です。
そのレスラーにはそのレスラーに合った役割があります。
実力のない見た目重視のレスラーは実力のあるレスラーをリスペクトすべきだし、不細工なレスラーは客を呼んでくれるグッドルッキングなレスラーに感謝すべきです。
そして、プロレスに限らず世の中そういうものだろうと自分は思います。

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