数年前からmotihadaのインナーを愛用している。
motihadaは裏起毛のアクリルの下着でとても暖かい。
今年は生地が若干薄くなったらしく、クルーネックの長袖シャツとタイツを1枚ずつ買い足した。
冬用の下着はユニクロのヒートテック等色々だけれど、どれも一長一短あり、単純にどれが良いとは言えない。
今季モデルのmotihadaが薄くなったのも意図してで、確かに保温力は落ちるが、アウターに影響しにくくなり、上に着る服が制限されないというメリットがある。
以下、自分なりの考察。
● ヒートテック等のハイテク系下着:
○ 薄いのでアウターに影響しない。
○ ストレッチ性があり、体にフィットする。
○ 安い。
○ 洗濯の乾きが早い。
○ 保温力そこそこ。
● 綿100%の下着:
○ 着心地が良い。
○ 安い。
× 保温力低い。特に最初に着る時に冷たく感じる。
× 綿は乾きが遅いので、一旦汗をかいて湿ると着替えるまでずっと底冷えする。
× 当然洗濯の乾きも遅い。
● 綿・ポリエステル混紡のサーマルの下着:
○ 薄いのでアウターに影響しない。
○ ストレッチ性があり、体にフィットする。(サーマルの場合、大抵、タイトシルエットになってる。)
○ そこそこ安い。
× 保温力低い。(が、普通の綿100%のフライス織りの下着よりはマシ。)
× 洗濯の乾きが早い。
● ウールの下着:
○ 保温力高い。
○ 肌に優しい。(但し、高級品のみ。安いウールのだとチクチクするので×。)
× 高価。
× 耐久性低い。
× 毛玉が出来る。
× 肉厚なのでアウターが制限される。
● 裏起毛のアクリルの下着:
○ 保温力とても高い。
○ 洗濯の乾きがとても早い。
○ 耐久性が高い。
○ ストレッチ性があり、体にフィットする。
× 人によっては肌に合わない。
× そこそこ高価。
× 毛玉がとても出来る。
× 肉厚なのでアウターが制限される。
たまに厚手の綿100%の長袖シャツが売っているけれど、あれを(シャツの下に着るような)下着にするメリットはないと思ってる。
冷たいし、洗濯の乾きが悪い。
自分の場合、次のように使い分けている。
家の中あるいは普段着で近くに出かける時は、裏起毛のアクリルの下着(motihada)。
着替えて遠くに出かける時は、アウター+ニットのような恰好の場合はヒートテックかサーマル。
アウター+ニット+シャツのように重ね着する場合は綿の半袖もしくは九分丈袖のTシャツ(上に着たシャツの袖をまくっても見えないように)かタンクトップ(アームが非常にタイトなアウターを着る時)。
いずれの場合も、Tシャツの裾が下に穿いたボトムスからずり上がらないように着丈が68-70cm位の長めで、首元が閉まりすぎないルーズネック(完全に開いたUネックは何となく恥ずかしい)が好みだけれど、この条件はなかなか売ってない。